恐れることはない。やることやってれば超かんたんである。
◆当記事の対象となる人
本連載記事は例によって、
- 個人事業主(転売業)
- 開業届、青色申告承認申請書提出済
- 免税事業者(年商1000万以下)
- 売るのはネット
- 買うのはクレジットカード
- ネットバンク利用
という条件の人に大変有効な手順である。
現金決済が多くても(ちょっと大変だが)有効だ。
他業種の人、扶養に入ってる主婦や学生の人、サラリーマン給与があり副業でやってる人、法人の場合にもたぶん有効だとは思うが、詳細はわからないので、自分で調べてください。
白か青かについては議論の余地なし。青色申告にしなさい。
◆自分で申告することのメリット
- 合理的な節税の仕方がわかるようになる
- マーケティング資料としてめっちゃ活用できる
- 世の中ウマい話なんてないというのがよくわかる(儲け話に騙されにくくなる)
などいろいろあります。
◆必要なもの
青色申告に必要な書類は大きく二つだ。
- 帳簿(領収書)
- 決算書(帳簿の数字をまとめたもの)、控除証明書
提出するのは決算書で、帳簿は保存義務がある。帳簿の書き方を教わるために青色申告会に入会しよう。費用対効果が高い。
- 青色申告会会費(入会費+月会費)
取引データを入力するためにクラウド型の会計ソフト、マネーフォワードを使う。詳細は後述する。
- マネーフォワードの有料会員費用(800円/月)
帳簿と決算書の作成を税理士に丸投げすると、だいたい10万くらいかかる。しかし青色申告会で勉強して自分でソフトに入力すれば2~3万円で済む。
なお、自称税務に詳しい人に帳簿の書き方を聞くのはやめたほうがいい。間違って教わったらあとで修正が大変だ。ヤフー知恵袋に相談するなどもってのほか。
必ずプロにきくべし。
◆やること
ぜんぶで5つだ。
- 金の流れを図解する(1時間)
- 取引パターンを洗い出す(3時間)
- 仕訳帳の記入方法を覚える(2時間×3回)
- 会計ソフトで帳簿作成(最初は大変、慣れれば1~2時間/月)
- 会計ソフトで決算書作成(1時間)
はっきり言って、外注するほどの労力ではない。
次回より上記手順について詳細に解説する。
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