2013/04/19

個人事業者のためのリスクヘッジ~保険、年金、退職金


個人事業主はすべてが自己責任だ。仕事がなくなっても失業保険はないし、年金も会社員の厚生年金ほど手厚くない。

だからいざという時のための保険は自分でかけておくことになる。

今回は「最低限これだけはやっておきたい」という意味で筆者が実践しているのを紹介する。


ライフネット生命 働く人への保険 

病気またはケガで就業不能状態になった半年後から、毎月20万が65歳まで支給される。掛金は月3700円くらいの掛け捨て。支給額は掛金によって変動するので、毎月50万ほしければ約9000円掛ければよい。掛金は年齢によって違いますからね。


国民年金基金

年金は破綻する、なんて言ってる人もいるが、しませんよ。よく勉強すべしだ。掛金は「今何歳で、何歳から何歳まで、いくら欲しいか」によって変額する。筆者の掛金は毎月2万弱くらいで、60歳から基礎年金にプラス2万くらい支給されるというもの。上限68000円まで掛けられるので、払えるひとは払うといいだろう。


中小企業退職金共済

中小企業むけ退職金積立だ。掛金は5000円~30000円までの中から選べる。3年6か月以上払えば納付額を上回る額が支給されるので最低でもそれだけはがんばる。新規加入者には助成金があり、受け取り時には所得控除が適用される。加入しない手はない。


上記は掛けたぶん、すべて税額控除になる。預けといても利息はつかないし、途中で死んだら身も蓋もないが、とりあえず節税効果は大きいので利用価値は充分あるだろう。


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