2016/11/16

国民年金に関する法改正

破たん待ったなし?!状態の

国民年金の仕組みがチョイチョイ変わっている。





受給資格を10年に短縮=改正年金機能強化法が成立(時事通信)

国民年金をもらうには

最低でも25年おさめ続ける必要があったのが、

今後は10年払っただけでもOKらしい。

今まで真面目に払ってた人には関係ない話。

10年以上払ったが25年には届かなかったという人には

超ラッキーな話。。。つっても支給額は月額1.6万程度だが。

ちなみに満額(月額6.5万)もらうには40年間払い続けることが必要。

年金をもらえる人が増えるわけだから

一見、国民に優しくしてるようだが、

この改正で出ていく金は、当然別のところにシワ寄せが行く。

支給年齢の引き上げとかね。





所得300万円以上に=年金強制徴収の対象拡大-厚労省(時事通信)

年金未納者に対する

強制徴収の対象がかわったらしい。

年間所得350万円以上+未納7カ月以上
 ↓
年間所得300万円以上+未納13カ月以上

より低所得で長期間払ってない人、

つまり相当生活が厳しいと思われる人も

徴収対象になるようである。

強制徴収って何やねんと思ってちょっと調べたら、

手紙や訪問で督促し、応じない場合は

家とか車とか取り上げるらしいw

なんだか手間だよなー。

払わん人なんか放っておいて

徴収係の人件費を年金にまわすほうが

合理的なのでは?と思わないでもない。

まーこれも真面目に払ってる人には関係ない。





データによると国民年金を払ってる人は全体の6割程度、

免除・猶予になっている人をのぞくと

実質的な納付率は4割程度らしい。

半分も真面目に払ってねーんだなw

ブログにも何度か書いたが、

国民年金は払ったほうが得。

付加年金(任意)も払ったほうが得。

個人型確定拠出年金(任意)は、運用益によって損にも得にもなりえる。

国民年金基金(任意)は払ったら損。基金はクソ。

事情で払えない人は、役所に行って免除申請するべし。





冒頭に書いた「破たん待ったなし?!」はジョークだからね(一応w)。

年金は破たんしねーよ。


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