2015/06/27

個人型確定拠出年金(401k)を始めよう(2)~投資タイプをインデックスファンドに決めるまで

投資信託には、インデックスファンド(指数連動)、アクティブファンド(ファンドマーネージャーがあれこれ調査や予測して運用する)がある。車に例えると前者がオートマ、後者がマニュアル、みたいな感じ(?)

世間的には右も左もインデックスファンド全盛である。

確かに手数料は安い、みんなもワイワイ言っている。

しかしそれだけで決めて本当にいいのか?

ヒネくれ者の陽ちん、みんなが流れていく方向は常に疑ってかかる癖が抜けないので、クラス別投資信託についてざっくり検証してみました。

筆者の個人型確定拠出年金の場合、

  • 60歳まで引き出せない長期投資←これが普通の投資信託と大きく違う
  • 総額で1000万以上の掛け金←でかい
  • 儲け重視というより手堅く行きたい←筆者のスタンス

という特徴があり、これに合致したものを選ぶというのが目的になります。

まあ結論から言うと結局インデックスだね、ってことになるんだけどw



元本確保型(定期預金)…利率が低すぎて、手数料を引いたら元本がマイナスになる。運用が退屈。インフレ対応できない。またせっかくの税制優遇(利益は非課税)を生かせない。

ターゲットイヤー型…運用の歴史が浅く、長期運用に有利なのか不明。参考記事 市況に関わらず”自動的”にリスク資産を下げるというのは融通がきかない。どうせ下げるなら自分で資産配分をいじることで下げればいいのではないか。参考記事

バランス型…運用の中身がよくわからない=リスクの把握が難しい。よくわからないものには投資しないという自身のポリシーに反する。参考記事

コモディティ型…利息や配当が無いのに手数料を取られる。長期投資に向かない。参考記事



デメリットばかりを並べたが、商品それ自体が悪いということではなく、あくまで個人型確定拠出年金には向かないというだけである。商品の特性と市場動向を見極める目がある人、リスクを取り大きく儲けたいたい人、ハラハラドキドキしたい人にはむしろ向いているものもある。

しかし筆者としてはイチイチ個別に勉強も監視もしてられないし、あるていど方針を決めたら放置で運用したい。

上記に比べインデックスファンドの特徴として

  • わかりやすい・・・指数に連動しているためわかりやすい。書籍やネット上の情報が多い
  • 信託報酬が安い・・・上記ファンドは年率1%超、インデックスは0.5%以下が多い。掛け金が大きくなってくるとこの差はバカにできない
  • 負けない・・・統計上、インデックスファンドは市場平均を上回る勝率を出している

ということがいえる。

よって筆者も、最終的にインデックスファンドに落ち着きました。

これはまだ序章で、ファンド選定と運営管理機関選択への道のりはまだまだ遠い。。。


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