警視庁組織犯罪対策5課は6月18日、米国から麻薬の錠剤を輸入したとして、麻薬取締法違反(輸入)容疑で、トヨタ自動車常務役員で米国人女性のジュリー・ハンプ容疑者(55)を逮捕した。同課によると、ハンプ容疑者は「麻薬を輸入したとは思っていない」と容疑を否認している。(朝日新聞)
世界のTOYOTAにスキャンダル。なかなかに衝撃的なニュースだ。
Huluでアメリカドラマの見すぎである筆者は、この事件の背景にいろいろ妄想を膨らませる。
1)ハンプ容疑者は中毒者だった(そのまんま説)
ハンプ容疑者は、GMやペプシコなどを経て北米トヨタ入りし、わずか3年で常務に出世したスーパーエリート。しかもトヨタ初の女性役員!トヨタの期待と外野からのプレッシャーは相当なものだっただろう。で、つい手を出しちゃった。
入社後に始めたんだとしたら、健康診断や身元調査で発見しようがない。この場合、トヨタの管理責任能力が厳しく問われることはないんじゃないかな。
2)ライバルにハメられた(陰謀説)
トヨタ常務の椅子に座り損ねた人、あるいはハンプ容疑者に個人的な恨みがある人にハメられた。荷物に麻薬を紛れ込ませるなんて簡単だろうしね。最初筆者はこれじゃないかな?と思ったんだけど、自分で送った荷物に入れていたところを見ると、ちょっと違うかもしれない。
あるいは中毒に”させられた”か。過大なプレッシャーと激務の中で疲れ果てているところに、優しい顔したライバルの手下が「コレを使えば楽になるよ」って渡してきたら?
3)トヨタをハメるために常務がわざとやった(陰謀説)
トヨタブランドに傷をつけるためのGM(ってか米政府)からの刺客パターンwでもだとしたらもっと別の方法やるか。入社から3年もたってるんだし、コスパ悪いやね。いやでもギャングに弱み握られてたりしたらやるよね(膨らむ妄想)。
さてどれでしょう?
って知るわけないけど。
真相は闇の中。。。w
ひとつハッキリしてるのは、トヨタはもうハンプ容疑者を見限っているってこと。これまでどんなに仕事で貢献していたとしても、彼女を守る気なんかサラサラないだろう。
いまはまだ犯罪者確定前だから、
「信頼する、かけがえのない仲間」と述べた上で「法を犯す意図がなかったと明らかにされることを信じている」
というコメントで、”大事な仲間です!”アピールしてるけど、まあ建前だわな。
なぜならハンプ容疑者は薬物を「自分のものである」と認めてしまっているから。持ち込むのはマズイというのを知っていたかどうかが問題ではなく、違法行為をしてしまったことが問題なのだ。
そうではなく、逮捕後も「知らぬ存ぜぬ」で押し通し、捜査の過程で中毒でもなければ麻薬との関連性も認められないことが判明すれば、致命的な落ち度にはならないんじゃないか。
しかし、彼女は犯罪者になる確率が高い。そしたらトヨタがかばう理由はない。むしろ被害者である。
いまのトヨタは、このスキャンダルの影響をいかに最小限に食い止めるか、後任常務は誰にするか、で大忙しだろう。
邸宅が並ぶ高級住宅街。
鈴虫の声が響く夏の夜。
次の常務候補にトヨタからアポの連絡。
「俺の番が来たか」
とかつぶやいてる中尾彬みたいなおじさんの絵が目に浮かぶようだぜw
というのも、昨日紹介した本を読むと、リアリティをもって納得できますw
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