2014/07/12

ジャパネットって意外と安くないんだぜ

ジャパネットたかた社長、来年1月退任へ 後任に長男(朝日新聞)

 通販大手のジャパネットたかた(長崎県佐世保市)は11日、高田明社長(65)が来年1月に社長を退き、後任に長男の高田旭人(あきと)副社長(35)を充てる人事を固めた。関係者が明らかにした。高田社長は1986年、たかた(現ジャパネットたかた)を設立して社長に就任。自らテレビショッピングの番組に出演して商品を紹介する手法で収益を拡大してきた。

ふーん、血縁人事なんだねー。新社長は3兄弟の長男で東大→野村證券1年→ジャパネットたかた。写真見るとお育ちのいい優しそうなおぼっちゃま、って感じ。

高田社長もめちゃくちゃ外見若いよなー。やっぱフサフサな髪と太らないことが大事だな!

ところでテレビ通販の王者として快進撃を続けるジャパネット。

なんとなくお買い得なものを売ってるイメージがあるかもしれないが、売られてる商品の値段は決して安くないっての知ってた?これ、周囲の人に言うとけっこう驚かれるんだけどw

たとえば今、サイトトップで押されてるエアコン。

価格コムで調べるとわかるが、だいたいネット最安値より1万円、下手すると2万円以上高い。(工事費や送料コミコミでね)

それ以外の商品も、よくよく調べると激安といえるようなものはない。

でも売れる。儲かってる。検索全盛のこの時代に。なぜか?!

社長が有名だから!

って答えた人はビジネスセンスがないから退場。

答えは単純(だけど簡単ではない)で、抜群のプレゼンセンスで「素敵なものを安くお届けしてます!」って思わせるのがうまいんだよな。

  • ユーザが使ったときのメリットをイメージさせるのがうまい
  • 下取りキャッシュバック、分割金利手数料無料などを大げさにうたうことで”安く見せる”のがうまい

要は錯覚ですわ。サッカク。

別に筆者はアンチ・ジャパネットじゃないけど、てかむしろ高田社長はとても尊敬してるけど、客としてジャパネットで家電を購入するのは賢い消費行動とは言えない。

しかし商売人として見た場合、ジャパネットから学べることはたくさんある。値段だけが勝負じゃないんだぜ、客をソノ気にさせてナンボなのさ、ってことがよくわかるからだ。




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