大金使って20円引きアピール~セブンイレブンのテレビCM
というエントリをアップした。
セブンの10円引、30円引というなんだかセコく見えるCMを見るたびに「なんじゃありゃ」と思っていた筆者だったが、なぜあんなことをするのか、その答えが『セブン‐イレブン覇者の奥義
いわく、セブン加盟店は商品の廃棄ロスを嫌って発注を抑えがちな傾向にある。なぜなら仕入れ代金、廃棄コストは店舗が負担しているからだ。
消極的な商品発注→品切れ→客離れ→売り逃しという負のスパイラルに陥いりやすい。
そうならないために、CMを流し、よく売れる→店舗も多く発注する→利益も上がるという流れを作っているらしい。
一種のショック療法である。本部が値下げ分を負担するという明確な加盟店支援を打ち出すことで、加盟店を奮い立たせるのである。(中略)本部が仕掛けた積極策を活用することで「やればできるんだ」という気持ちになれることが大事だった。
つーことで、「チミ達、がんばりんさい!」というセブンからの応援なんだねえ。
そういえば単価100円とか200円のお菓子(「コアラのマーチ」とか「たけのこの里」とか)のCMも、あれは消費者に対してどうこうというよりは、メーカーが小売店に対して「我々はこの商品を熱押ししています!こんなにお金をかけて宣伝しています!だから売ってください!」ってアピールするため、ってのをどっかの本で読んだけど、コンビニも同じなんだねー。
全国で1万5千店舗あるセブンイレブンの経営者にやる気を出してもらうためのコストが数億円。と考えると合理性があるわなあ。
ガッテンしますたw
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