ヤマト運輸が宅配サイズ厳格化

今日ドライバーさんと話したんだけど、クロネコヤマトは宅配荷物のサイズ計測を今後はきっちり行っていくらしい。

なんでも配送センターで箱のサイズをコンピュータ計測してるんだそうだ。ちょっとでも規定からハミ出るとセンターから連絡が入り、担当ドライバさんが怒られてしまうとのこと。

これまではけっこうドライバさんの裁量で、ちょっとくらいハミ出しててもオマケで荷受してくれてたりしたんだけどね。今後はないってよ。

ネットであれこれ見ていたら、昨年末の「クール宅急便」のずさん温度管理事件や、佐川急便がアマゾンから手を引いた件が厳格化に拍車をかけたようだ。

荷受基準の厳格化といえば、以前、メール便のサイズ測定が厳しくなったことがあった。Bサイズ取り扱いがなくなり、Aサイズでも1cm、2cmの計測がかなり細かくなったけど、宅配荷物にもその波が来たってことだね。

古着の場合、2cmのA4サイズじゃせいぜいタンクトップくらいしか送れない。筆者はそれまで衣類をメール便でよく送っていたのだが、これをきっかけにメール便の扱いをやめてしまった。だってコンビニが荷受してくれねーんだもん。けっこう影響大きかったぜよ。

また業者契約も、これまでは契約数を伸ばすために大幅割引＆ざっくり計測でOKだったものが、サイズ別に徴収→実質値上げになったりとイロイロ影響が出てるみたい。ヤマトのルールに従えないなら契約打ち切りもやむなしって姿勢みたいね。

ま、いいことなんだろうけど、送料差額で儲けていた業者はちょっとキツくなるかもね。筆者には関係ありませんが。

となると今後は業者契約打ち切りになって都度集荷に乗り換える人が増える→回数券の需要が増す→回数券の転売が増える。。。流れになるかもw


参考記事：

• 2014年物流業界事情