2013/04/16

薄利な転売ビジネスはリスクが高い

オークションを使った転売ビジネスというと、輸入転売やカメラ転売、家電転売というのが多いようだ。特に輸入転売は最近の流行なのか、情報商材も多数出回っている。

もしこれからオークションで転売を始めたいと考えてる人がいたら、まあ好きなのからやればいいと思うが、古着転売と比べてひとつ思ったのは、上記方法は「仕入れ値が高い」ということだ。

仕入れ値が高いということは、初期費用がけっこうかかるのと、万が一売れなかった場合のリスクが大きいのがデメリットになる。

元手が500円しかなかったら、いくらあがいても始められないだろう。

古着転売のいいところは、元手が少なくて済むということだ。筆者の場合はせいぜい1点あたり数百円の仕入れ値なので、万が一売れ残ったり、不良品を掴んでしまったりしても、躊躇なく廃棄できる。

商売というのは売上も大事だが、一番大事なのは利益である。


  1. 100円で仕入れたのを2100円で売る
  2. 10000円で仕入れたのを12000円で売る


この場合、売上は5倍違うが手元に残る利益は同じなので、リスクが低いビジネスといったら1のほうになる。

一口に古着転売といっても薄利多売でやってる人もいるので一概に言えないが、どうせやるなら高利益率な商売を狙ったほうがいい。

あと税金的なことを言うと、年商が1000万円を超えると、消費税課税事業者となり、消費税を収めなければならなくなる。消費税は利益ではなく売上で加算されるので、利益が500万でも100万でも同じだけ課税される。薄利の商売だとかなりキツイだろう。


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