オークションサイトの出品説明ページでは、よく「1回しか着ていません」「1回しか使っていません」と書かれていることがある。
オークションに慣れていない人がこれを読むと「じゃあ新品同様なのかな?美品なのかな?」と期待するだろう。
しかしそうではないケースが多々あるので気をつけたい。というのは
「出品者は1回しか着ていない。。。が、その前の持ち主は何度も着ていた」
ということがあるからだ。
出品者は新品を手に入れていたわけではなく、オークション(やほかの方法)で手に入れた古着を1回着て出品している場合である。つまり転売だ。
明らかに1回以上使用した痕跡があっても、わたしは1回しか着てないんだから!と自分目線でしか書けない人がいるのだ。あるいは高値で売るための確信犯か。
書いてあることはウソではないが、商品の状態を正しく伝えていることにはならない。こっちの都合のいいように解釈すると痛い目にあうだろう。
落札者のことを考えたら、出品者は転売の旨を記載すべきだと思うが、特に明文化されているわけでもないので、これは落札者側が自衛するしかない。
なぜ筆者がそういうケースがあるのを知っているのかというと、評価欄で「1回しか着てないというから落札したのにキレイじゃない!」と揉めているのをたまに見るのと、筆者の顧客で、筆者が売った古着を「1回しか着てない」と言って転売しているのを見たことがあるからだ。
ひでえ話だなあ、と思うけど、そういうトラップをくぐり抜けて掘り出し物を落札するのがオークションの楽しみなんだよね、きっと。
0 件のコメント :
コメントを投稿