2013/02/28

想定している顧客像

いわゆるペルソナってやつ。

  • ファッションに対してさほど強い情熱はない
  • 雑誌を買ったりネットで情報収集したりはしない
  • 知識もあまりない
  • ショッピングは面倒くさいと思ってる(もしくは行く時間がない)
  • 古着に抵抗がない
  • ちょっとくらい好みやサイズが違っても安いほうがいい
  • ちょっとくらい使用感があっても安いほうがいい

ってまさにこれ、自分のことなんだけどね。

って自分で書き出してみて、なんだこいつと思ってしまったがw、要はズボラでファッションにあまりこだわりがない人ってこと。

でも当然、新しい服(てか古着だけど)を手に入れることで少しでも素敵になりたいとは思っている。

というわけで販促文を書くときは、こういう人を意識して書いている。

年齢や性別というより、アイテムごとの利用シーンを思い浮かべながら、どんなメリットがあるのか具体的に書く。

「会社でデキる人に思われるジャケット」

「細見え効果200%増しのカットソー」

とかね。

いわゆる服オタとかファッションフリークな人はターゲットにしてない。市場がちっちゃいし、そういう人の気持ちは筆者にはわからんからね。

なんだかんだいってズボラ市場は大きいと思うんだ。

というわけでこういう人が顧客像です。


2013/02/27

転売屋が乞食なら三菱商事の社員だって乞食なんだけど

2chで転売やせどりがテーマになってるスレを見てると

「この転売乞食!」

と罵ってるコメントをよく見かける。

書き込みしてる人、本気で言ってるのかね?

転売屋が乞食だったら、みんなの憧れ(?)三菱商事の社員だって乞食でんがな。

商売の基本は「安く仕入れて高く売る」だ。

ユニクロや任天堂みたいに「自分で作って自分で売ってます」っていう会社以外は、みんなどこかしらから仕入れて利益を乗せて販売している。

コンビニだって百貨店だって広告代理店だって広義ではぜんぶ転売業だ。

って言ってもわかんないんだろうなあ。

ま、いいけど。


2013/02/26

ファッションの知識がなくとも古着転売で稼げる

意外かもしれなけど自分がまさにそうだった。

自分はファッションについては素人。買い物はあまり好きではないし、雑誌購入も年に数回程度。ブランドや素材の知識はまったくないまま始めたけど、初月から黒字で回している。

古着というとヴィンテージやハイブランド(ヴィトンとかグッチとか)を扱う人をイメージする人が多いかもしれないが、自分はそういうのは扱わない。

なぜならうっかり偽物を売ってしまったら大変なことになるからだ。

いわゆる有名ブランド、人気筋でなくても売れるアイテムというのはある。そういうのを見極めて、売れるように見せるってのが自分のやり方。

もちろんこの仕事を始めてからは、洋服とは?アパレルとは?自分なりに勉強はしているが、変にこだわりや思い入れが強くなってくるとそれが障害になることもあるので、ほどほど、ってところでやめてる。


2013/02/25

古着転売で月50万稼ぐために必要なもの

  • パソコン(携帯だけでもできるが作業効率が悪い)
  • オークションサイトのアカウント
  • 古物商の免許
  • 20畳くらいの在庫保管場所
  • 売れそうなアイテムを仕入れるスキル
  • 写真をうまいこと撮るスキル
  • 写真加工をうまいことやるスキル
  • 説明文をうまいこと書くスキル
  • 広告を効果的に出すセンス
  • 経理処理をマメに行う根性
  • ブランドやデザイナ、流行の知識
  • 車(あれば便利、程度。)
  • 顧客心理を想像する力

最後は特に大事だなあ。自分も毎日フゴフゴ考えながらやっとります。試行錯誤の連続。

仕入れも販売も発送も経理処理も、って書くとなんか大変そうだけど慣れちゃえばルーティンワークだしどれかひとつだけだと自分は飽きてしまう。

商い=飽きないだ、ってよく言われるけど本当その通りだなーって思う。

詳細については追々触れていきたい。


2013/02/24

自分が経営者になれない一番の理由


やまもといちろうさんの組織人論(?)に激しく同意してしまったので脊髄反射でエントリアップ。

個人的にはまったく間違いだと思うのだが(追記あり)

自ら能力を規定し仕事にコミットするなんて奴、見たことない。

会社員のときは社員数人のドベンチャーから東証一部上場企業まで在籍してたんだけど、確かにそんな奴見たことない。いたとしたら、それはヤクでも打った勘違いくんだ。

知的労働でも「それは俺の仕事じゃない」が始まるか、「ここはうちの仕事だから口を出すな」が起きる。

会社員の仕事のメインってそういう妙な感情論をどう処理していくかってことだもんなー。世の中は理屈じゃ回らない。

そもそも、みんなその仕事をしたくて入ってきた連中ばかりじゃないんだよねえ。(中略)それでもそういう人たちを使っていくのが経営者だからねえ。

自分が人を雇って事業拡大することに躊躇する理由がまさにここに。応募してきた=意欲がある、ってわけじゃないしね。

いくら自分に地位、名誉、金ができても、指示待ち人間に給料を払い続けるのってすげーストレスだろうなー、って考えちゃうわけ。自分の場合。

愛に溢れたお人好しじゃないと経営者ってできないと思うから、個人事業主のままな自分。

少なくとも解雇規制がなくならないうちはねえ。

「俺これやるわ」で回るチームが理想にすぎない

まったくだ。てか、そんな社員ばっかだったら逆に経営者なんていらんよな。


2013/02/23

古着転売を始めたきっかけ

孫正義みたいな熱い野望があったわけでもなく、昨今の起業ブームにのっかったわけでもなく、ましてや服オタだったわけでもない。

会社員を辞めてリサイクルショップをぶらぶらしてたら、安くてキレイな古着があったので「これもっと高く売れんじゃね?」とほぼ思いつきで始めたのがきっかけ。

オークションに出品してみたら思ったより売れたので、続けてたらいつのまにか本業に、ってのが正直なところだ。

成り行きだわな。

もともとファッションに強い興味があったわけではないので、ブランドやデザイナや業界慣行についてはほとんど知らない。

本腰入れ始めてからは自分なりに勉強はしてきたが(つってもネット見るだけだけど)、服飾関係者からしたら

「え、そんなことも知らないの?」

ってことはたくさんあると思う。

ま、そんな人間でも成り立っちゃうのが商売の面白いところ。

参考記事




2013/02/22

某買取サイトのトップページにステルス履歴っぽい告知


とあるブランド買取サイトのトップページにて。

10日おきぐらいに、人気読者モデルがサービスを褒めちぎるブログエントリをアップ。

イチイチ新着情報として紹介しなければ気がつかなかっただろうけどこうもはっきり書いてあるとねえ。


2013/02/21

月収を晒してみる

「で、具体的にどんくらい儲かってんの?」

ってところが読者の興味かと思うので晒してみようか。

下記は手取り額(売上からもろもろ経費、税金、年金、保険等を引いた額)だ。時期とやる気によってけっこう波があるので、ざっくりパターンわけすると


  • のらりくらりやってて20万
  • まあまあ頑張って40万
  • めちゃくちゃ頑張って60万~


って感じ。売上ベースだとこの1.5~2倍くらい。(勘のいい人はここで利益率の高さに驚くかもしれない)

平均すると40~50万てところか。

のらりくらりというのはもうほとんどニート生活である。生産性?社会貢献?何それ状態。

めちゃくちゃ頑張って、というのは主に繁忙期に集中して資源投入することを指す。売りやすい時期に頑張るととっても効率的。

えばれるような数字じゃないけど、時間と裁量は完全に自由だし、アホな奴に頭を下げなくていい生活というのは素晴らしくノンストレスだ。事業リスクも低いし、毎日ゲームやってるような気分。

ちなみにほかの収入源はギャンブルです。こっちは月5~10万くらいかな。


2013/02/20

ブログ開設の意図

オークションサイトで古着の転売を始めて数年が過ぎた。

安定的に利益が出るようになって、

「人でも雇って拡大すべきか」
「もっとうまいやり方はないか」
「将来は大丈夫か」

といろいろ考えているんだけども、ネットで「古着 転売」と検索をかけてみるとうさんくさい記事ばかりが目に付く。

まともな記事ってほとんどないのよね。(ま、儲かってる人は簡単にノウハウを公開しないからだろうけど)

ほんじゃ~自分から情報発信すればもしかして同業者と情報交換したりできるかしらん?と思って、あと自分の仕事ぶりを振り返ってみたいという思いもあってブログを作った。

お客さんには聞かせられないような裏話がメインなのでw、ここでは一切営業はしない。なので筆者のオークションブースは秘密だ。

エロもユーモアもお出しできませんが、質問があればお答えしますんで、気軽にコメント残してください。